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保育園の転園で大泣き…1歳後半の登園しぶりを克服した「バイバイタッチ」

ライフスタイル
今日のひとこと

1歳児の登園しぶりには、親が焦らず、子どもが社会とつながるための小さなきっかけを作ってあげることが大切です。帰り道での簡単な声かけや、友達との自然な交流を促すことで、子どもは安心して新しい世界に踏み出し、友達作りの喜びを知るかもしれません。

朝の戦い!1歳児の新しい保育園での登園しぶりに心が折れそうだった日々

毎朝、家で靴を履く瞬間から、わが家の「登園しぶり」の戦いは始まっていました。引越しをきっかけに4月から新しい保育園に転園したのですが、1ヶ月が経ってもやっぱり朝はぐずぐず。1歳後半になったばかりの息子を毎朝送り届けるぼくは、「どうしたらこの状況を乗り越えられるんだろう」と、毎日頭を悩ませていました。

家を出て保育園に向かう道中も、息子はずっと不機嫌で大泣き。抱っこしても、小さな手でぼくの服をぎゅっと掴んで離そうとしない。その感触が伝わるたびに、「今の保育園は楽しくないのかな、つらいのかな…」と、不安な気持ちがじわじわと積み重なっていきました。先生に引き渡す瞬間までぐずり続ける息子を見るのは、まるで無理やり連れてきてしまっているみたいで、後ろ髪を引かれながら仕事に向かう日々でした。

「このまま新しい保育園をずっと嫌がり続けたら、どうなるんだろう。友達もできないまま、馴染めないままになってしまうんじゃないか」——そんな不安が頭をよぎることもありました。息子には外の世界もたくさん楽しんでほしいと願っているから、なおさら気がかりでした。

帰り道の「バイバイタッチ」が起こした小さな奇跡

そんなある日の夕方、お迎えを担当している妻から、嬉しそうな報告が届きました。

その日も、息子はまだ少し不機嫌そうに妻の腕の中にいたそうです。そこへ同じクラスの男の子が気づいて、手を振ってくれたとのこと。妻はとっさに「〇〇ちゃんにバイバイタッチしてみようか?」と息子に声をかけてみたそうです。最初こそ戸惑っていた息子でしたが、妻がそっと手を添えて促すと、小さな指先が相手の手にちょんと触れました。男の子がにこっと笑ってくれたその瞬間、息子の顔にもふわっと笑顔が戻っとそうで。

息子はまだ1歳8か月。言葉ははっきりとは話せません。それでも、妻の話によると、その「バイバイタッチ」のやりとりやニュアンスをなんとなく感じ取って、よほど嬉しかったみたいんです。帰り道、まだおぼつかない口調で、何度も「〇〇くん、ばーばい」と、嬉しそうに名前を繰り返していたそう。それ以来、妻はお迎えの帰り道で同じクラスの子を見かけるたびに、バイバイタッチを促すようにしていったそうです。最初は手を添えていたけれど、そのうち息子のほうから自然に手を伸ばし、一生懸命に手を振るようになったと聞きました。

これがきっかけかどうかはわからないけれど、それから数日後、息子の保育園での様子がガラリと変わったんです。朝の泣き顔が目に見えて減って、先生からも「最近、お友達と楽しそうに遊んでいますよ」と嬉しい報告をもらえるように。息子自身も、家に帰ってくると保育園でのことを、身振り手振りと片言まじりで一生懸命に話してくれるようになりました。あんなにぼくの服を離さなかった息子が、友達と楽しそうに遊ぶ姿を想像するだけで、胸がいっぱいになりました。

「妻が帰り道で同じクラスの子にバイバイタッチを促してくれた。言葉はまだはっきりしなくても、状況を感じ取って嬉しそうにし、友達ができるきっかけになった。」

親のサポートが友達作りのきっかけに?ぼくが感じたこと

息子が楽しそうに保育園に向かうようになったのは、本当に嬉しいことでした。もちろん、親にだけぎゅっとくっついていた姿も可愛かったけれど、社会の中で生きていくためには、親以外の人も信頼して、自分の世界を少しずつ広げていくことが大切だと思うから。息子の成長を間近で見られて、心から「よかった」と思いました。

ただ、正直なところ、ほんのすこーしだけ寂しい気持ちもありました。毎朝あれだけ服を掴んで離さなかったのに、今では友達と楽しそうにしている——妻や先生からその様子を聞くたびに、「ああ、もうぼくがいなくても大丈夫なんだな」なんて、ちょっと複雑な親心が顔を出します(笑)。でも、それも成長の証。ぼくたち親の役割は、子どもが安心して新しい世界に飛び出せるように、そっと背中を押してあげることなんだなと、改めて感じました。

妻がしてくれたのは、ほんの小さな声かけと、手を添えるというシンプルな行動だけ。それでも、言葉が未熟な息子はそのニュアンスをちゃんと感じ取って、友達という新しい世界への扉を自分で開こうとしてくれたんだと思います。子どもの力って、本当にすごいなと感じた出来事でした。

今日からできる!登園しぶりと友達作りのための小さな一歩

もし今、お子さんの登園しぶりに悩んでいるパパやママがいたら、わが家の経験が少しでもヒントになれば嬉しいです。今日から試せる、小さな行動をいくつかご紹介しますね。

  • 帰り道での声かけを意識する(お迎え担当のパートナーと共有):保育園のお迎えの帰り道、同じクラスの子を見かけたら「〇〇ちゃんにバイバイしてみようか?」と声をかけてみてください。言葉の意味が完全に伝わらなくても、ニュアンスで届くことがあります。
  • 子どもの気持ちに寄り添う:家を出る時や道中でぐずっても、「早く行くよ!」と急かすより先に、「行きたくないね」「まだお家にいたいね」と気持ちをそのまま受け止めてあげましょう。
  • 小さな成功体験を一緒に喜ぶ:保育園でのやりとりでお友達の名前が出てきたら、一緒になって喜んであげてください。それが子どもの自信につながっていきます。
  • 先生との連携を大切に:保育園での様子を先生に聞したり、家での様子を伝えたりすることで、子どもを支える輪が広がっていきます。

焦らず、子どものペースに合わせて、できるところから始めてみてください。わが家も転園当初はうまくいかないことが多かったけれど、試行錯誤しながら続けていたら、息子が笑顔で保育園に向かう日が来ました。

息子とぼくの成長、これからの保育園生活

新しい環境に少しずつ馴染んで、朝のぐずりが減っていった変化は、ぼくたち家族にとってとても大きなことでした。保育園という社会の中で、息子が言葉にならない感覚で自分の居場所を見つけ、友達との関係を育んでいる姿は、親として誇らしくてたまりません。

これからも、息子にはたくさんの経験をして、いろんな人と出会っていってほしいと思っています。ぼくたち親は、その成長を一番近くで見守りながら、時には手を差し伸べ、時には一歩引いて見守る。そのバランスを大切にしながら、息子といっしょに歩んでいきたいと思っています。

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