子どもの「いやいや期」には、頭ごなしに叱るのではなく、「あっ!こっちこっち!」と驚きと誘導の言葉で注意をそらすのが効果的です。親も子もストレスを減らし、穏やかな時間を取り戻すヒントとして、ぜひ試してみてください。
こんにちは、つくむです。30代後半で、妻と1歳半の息子と3人で暮らしています。週末は家庭菜園をいじったり、パンを焼いたりしてのんびり過ごすのが好きなんですが、最近その平和な時間がじわじわ侵食されています。息子の「いやいや期」です。
できることが増えてきたのはうれしいんですが、それと同時に「イヤ!」も増えてきました。家でも外でもお構いなしに、突然スイッチが入ったように泣き叫ぶ息子を前に、「またか…」と内心ため息をつく日が続いています。
1歳半、突然の「いやいや期」に戸惑う日々

いやいや期は一般的に1歳半〜3歳頃にピークを迎え、自我の芽生えによるものとされています。我が家も例外でなく、息子が1歳半を過ぎたあたりから、それまで比較的おとなしかった性格がガラリと変わりました。公園でも、スーパーでも、突然床にひっくり返って手足をバタつかせる。最初は「どうしたんだろう」と戸惑いましたが、すぐに「ああ、これがいやいや期か」と悟りました。
言い聞かせようとしても、こちらの言葉は全く届かない。なだめようとすると余計にヒートアップする。何度やっても同じで、正直なところ途中から半ば諦めていました。「どうせまたか」って感じで、とりあえず嵐が過ぎるのを待つだけ、みたいな。
一番しんどかったのは、公園からの帰り際です。「もう帰るよ」と伝えた瞬間に全力で泣き叫ばれて、砂だらけのまま地面に寝転ばれる。抱き上げようとすると体を反らせて抵抗してくる。どういう身体の構造なのかと驚くくらいの抱きかかえにくさ。周りのお母さんたちの視線を感じながら、「どうしろっていうんだ」と途方に暮れたことが何度もありました。
でも、息子が泣き叫びながら自分の感情に振り回されている姿を見ると、本人もしんどいんだろうなとは思っていました。何とかしてあげたいという気持ちはずっとあって、試行錯誤を続けていました。
魔法の言葉「あっ!こっちこっち!」で注意をそらす具体例
そんな中でたどり着いたのが「注意逸らし」という方法です。息子がいやいやモードに入りそうになったら、少し大きめの声で「あっ!」と驚いた表情を作って、「〇〇君!こっちこっち!」と全然別の場所に誘導する、というシンプルなやり方です。
先日スーパーで試した時の話です。お菓子売り場で息子が立ち止まり、「いやいや!」と叫び始めました。以前なら「今日は買わないよ」と繰り返して、結局10分以上格闘していたと思います。でもその日はもうそれをやる気力もなかったので、半ば投げやりな気持ちで「あっ!〇〇君!見て見て!あっちに面白いものがあるよ!」と野菜コーナーを指さしました。そして大根を見せながら「わー、でかい!〇〇君の背とどっちが大きいかな?」と話しかけたんです。
正直、効くとは思っていませんでした。でも息子のいやいやモードがスッと切り替わって、「だいこん!」と指さして笑顔を見せてくれた。拍子抜けするくらいあっさりでした。以前なら10分以上続いていた癇癪が、一瞬で落ち着くことが増えたんです。
なぜ効くのかは、たぶん「驚き」がポイントなんだと思っています。いやいやモードに入った子どもは感情の渦の中にいる状態で、その渦を断ち切るには、別の強い刺激が必要なんでしょう。だからこそ、親が少しオーバーに反応するのが大事で、普通のトーンで「こっち来て」と言っても効かないことが多いです。
「いやいやが始まったときは子どもの注意をそらすことで、いやいやモードが切り替わり、ニュートラルの状態に戻せるようになった。以前は10分以上続くこともあったが、今では一瞬で落ち着くことが増え、改善が見られた。成功率は10回中7回ほどで、親の負担も減り、子どもが嫌な気持ちでいる時間も短くなった。」
この方法、体感として10回中7回ほどは効いている感じです。もちろんいやいや自体がなくなるわけじゃないし、うまくいかない日もあります。疲れが溜まっていて声に元気が出ない日なんかは、息子にも「あ、今日のパパは違うな」と見抜かれているのか、なかなか切り替わらないこともある。そういう時はもう無理せず、抱っこして少し外に出るだけにしています。完璧にこなそうとしなくていい、くらいの気持ちでいる方が長続きする気がしています。
いやいや期を乗り越えるための小さな一歩と親の心構え
いやいや期、正直しんどいですよね。ぼくも毎回うまく対処できているわけじゃないし、疲れているときはついため息が出ます。ただ、この注意逸らし術を知ってからは「とりあえずこれを試してみよう」という気持ちの余裕が少し生まれた気がします。
ポイントは2つだけ。親が少しオーバーに驚いた表情を見せることと、全然関係ない場所に誘導して、どうでもいいことを面白そうに話すことです。
- 驚きの声と表情で子どもの意識を惹きつける
- 別の場所や物に誘導し、新しい興味を促す
- 「~だねぇ」など、共感や発見の言葉で会話を続ける
この時期って、子どもも必死に自分という存在を主張しているんだと思うんです。うまくできなくて当然だし、親だって毎日余裕があるわけじゃない。「今日はうまくいった」「今日はダメだった」を繰り返しながら、なんとかやっていくしかないのかなと、ぼくは最近そう思っています。
ぼくもまだ試行錯誤の毎日です。同じようにいやいや期に悩んでいる方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。


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