「哺乳瓶ってこんなに種類があるの…?」
育児初心者の僕がいざ哺乳瓶を購入しようとした時に思ったことです。種類がありすぎて、どれを買えばいいのかわからない。とりあえずで購入したものの、赤ちゃんが全然飲んでくれない…。
この記事では、そんな僕が実際に試した体験をもとに、初心者でも失敗しない哺乳瓶の選び方を解説します!
この記事でわかること
哺乳瓶選びってなにが大事なの?【初心者の悩みあるある】
種類が多すぎて、どれがいいのかわからない
哺乳瓶売り場やネットを見ると、びっくりするくらいたくさんの種類があります。
…というふうに、選択肢が多すぎて逆に困ってしまうのがよくある悩み。
哺乳瓶を嫌がるって本当にある?
あります。というか、うちの子がそうでした…。
赤ちゃんはとても繊細なので、
など、「気に入らない哺乳瓶=飲まない」ことは普通にあります。
だからこそ、赤ちゃんとの相性を意識した選び方が大事なんです。
最初に選び間違えるとストレスに…
「買ってきた哺乳瓶、ぜんぜん飲まない…」
「なんで? どこが悪いの?」
「別の哺乳瓶にすればよかった…」
育児ってただでさえ大変なのに、哺乳瓶が合わないだけで何倍も疲れます。
泣いてる赤ちゃんを前に、何をどうすればいいかわからない。
その経験から言えるのは──
「最初に選び方のコツを知っておく」ことが大切!ということです。
哺乳瓶選びで見るべき5つのポイント
哺乳瓶選びにはいくつかのポイントがあります。
ここでは、選ぶ前に知っておきたい5つのポイントをわかりやすく解説します。
素材|基本は「ガラス製」+外出用に「プラスチック」
哺乳瓶の材質は主に3種類あり、それぞれのメリットデメリットは以下の通りです。
素材 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
ガラス | 重め/傷に強い/洗いやすい | 自宅中心で使いたい人 |
プラスチック | 軽い/傷が付きやすい | 外出が多い人 |
PPSU | 軽くて耐久性◎/価格高め | 両方のバランスを求める人 |

個人的には次の理由からメインはガラス製をおすすめします。
ガラス製がおすすめな理由
毎日長い期間使うものなので、使いやすくて清潔に保てるのが気に入っています。
プラスチック製は“持ち運び用”として1本
外出時にガラス製の哺乳瓶だと重さが気になるので、外出用に軽量のプラスチック製の哺乳瓶を1本持っておくと安心です。
乳首についてはそこまで気にしなくてOK!
哺乳瓶選びで「乳首の形や素材も重要」と言われますが、
実際にはほとんどの哺乳瓶で最初から乳首がついており、選択肢はないのが現状。
ピジョン、チュチュ、スマートエンジェルなど、代表的なものは基本的にセット販売のため、サイズアップ以外で乳首だけ変更する機会はあまりないです。
そのため、乳首についてはそこまで気にする必要はありません。
だからこそ、最初の哺乳瓶選びが大切なのです!
容量(サイズ)|200ml前後がちょうど良い
多くの粉ミルクメーカーは月齢に応じて以下のような量を目安にしています。
月齢 | 1回のミルク量(目安) | 回数 |
---|---|---|
0〜1ヶ月 | 80〜100ml | 6〜8回 |
2〜3ヶ月 | 120〜160ml | 6回前後 |
4〜5ヶ月 | 160〜200ml | 5回前後 |
6ヶ月以降 | 200〜220ml | 4〜5回程度 |
ただ、実体験をもとにお伝えすると、
- ミルクメーカーは「月齢が上がると上限で200ml以上を推奨」とあるけれど…
- 実際には200mlで十分な子が多く、240mlは少し大きい
- 離乳食が始まるとミルク量は減る傾向
といった感じです。そのため、最初に用意するのは200mlが適切だと個人的には思います。
もし月齢があがってきて「240mlじゃないと足りない!」と感じるようになれば、そのタイミングで買い足せばOK!
ただし、一般的に店頭に並んでる200mlの哺乳瓶は細口タイプのものが多いので、広口が良いということであれば240mlを購入されてください。
160mlに関しては、月齢が上がってきたら買い直しするのが前提と思っていただいて良いと思います。

我が家では新生児のうちに200ml(細口タイプ)の哺乳瓶を買ったけど、6ヶ月を超えた今でも現役だよ。
「200mlを超えるものは重い」という意見も見られますが、僕としては「気にならない」って感じでした。
細口・広口の違い|赤ちゃんによって合う・合わないがある(時がある)
タイプ | 特徴 | 向いている赤ちゃん |
---|---|---|
細口 | 軽くてくわえやすい | 新生児・口が小さい子 |
広口 | 母乳に近い感覚 | 口の開きが大きい子/母乳併用中 |
最初はあまり気にしすぎなくてもOK。ただし「飲まないときの見直しポイント」として覚えておくと安心!
洗いやすさ・消毒のしやすさ|毎日使うから、ここ重要!
哺乳瓶は1日何度も使う育児の必需品。だからこそ、洗いやすさ・除菌のしやすさはとても大切です!
組み合わせ | 洗いやすさ | 消毒のしやすさ | コメント |
---|---|---|---|
ガラス × 広口 | ◎(広くて洗いやすい) | ◎(煮沸・電子レンジOK) | 基本のおすすめ |
ガラス × 細口 | △(洗うのに細いブラシ必要) | ◎ | 細口はちょっと手間。ボトル用ブラシがあれば問題無し |
プラ × 広口 | ○ | ○(多少劣化しやすい) | 軽くて外出用に便利 |
プラ × 細口 | △ | ○ | 丸洗いしにくいが軽量 |
補足:洗いやすさを高めるコツ
- ボトルブラシは必須! 細口タイプには細めのブラシを用意しましょう
- 消毒に後述の電子レンジ除菌ケースを使用する場合は細口がおすすめ
【現役パパが語る】ぼくが失敗した哺乳瓶選び
「サイズさえ気にしておけば大丈夫でしょ」と買った哺乳瓶、うちの子にはまったく合わず…。
そんな僕の体験談が、同じ悩みを持つパパ・ママの参考になればうれしいです。
最初に買った哺乳瓶が合わなかった話
最初に買った哺乳瓶は、低価格帯の広口タイプのものでした。この哺乳瓶でミルクをあげようとすると全く飲んでくれず、吸うのが大変そうで泣き出してしまう始末…。
産院からいただいていた小さな哺乳瓶があったため、とりあえずはなんとかなりましたが、退院した後すぐに新しい哺乳瓶を買いに行くことになりました。
どう変えたら飲んでくれるようになったか
ちっちゃい哺乳瓶で飲めるなら、乳首の形状が近い細口タイプでなら飲んでくれるのでは?と考え、哺乳瓶のタイプを「広口」から「細口」に変えてみました。
その考えが正解だったみたいで、新たに購入した細口タイプの哺乳瓶では問題なく飲んでくれました!
その時購入した哺乳瓶は「ピジョン スリムタイプ 耐熱ガラス性 200ml」です。
ちなみに細口タイプの哺乳瓶は電子レンジタイプで消毒できる「Combiの除菌じょーず」と相性がよかったです。3本同時に除菌できる(広口だと3本は無理)なので、夜間のミルクも助かってました。
そもそも一気に購入しないほうが良い
考えてみれば、種類が豊富ってことは好みもあるだろうし、合う合わないは実際使ってみないとわからない!
また、母乳主体とするのか、ミルク主体とするのか、混合とするのかによっても必要な本数は変わります。
母乳に関しては「ちゃんと飲んでくれる」場合もあれば、「必ず出るわけではない」「出ても赤ちゃんが飲んでくれない」などの理由からミルク主体とする場合もあります。
哺乳瓶が必要になるのは退院後なので、とりあえず1本用意しておいて、それで問題ないなら買い足し、問題があったら別のタイプを購入するみたいにしたほうが良いと思います。
もちろんママが購入するのは難しいと思いますので、助けてくれる人にお願いしましょう。お店が近くにないとか買いに行ってもらうのが難しい場合はあらかじめ準備しておきましょう!
まとめ|迷ったら「ガラス製×広口タイプ」がおすすめ!
哺乳瓶選びは、パッと見では違いがわかりにくいけれど、
実際に使ってみると 「素材・口の形・洗いやすさ」 がとても大事だと感じます。
はじめての哺乳瓶選びで迷ったら、まずはこの組み合わせから始めてみましょう。
素材:ガラス製
→ 衛生的で傷みにくく、消毒もしやすい!
口の形:広口タイプ
→ 洗いやすく、母乳に近いくわえ心地で飲みやすい!
もし合わなかったら僕のように細口タイプに切り替えましょう。
容量:200ml前後
→ 実際はこのサイズで十分。離乳食が始まるとミルク量も減ります!
最初から完璧な哺乳瓶を選ぶ必要はありません。
実際に赤ちゃんの飲み方やママパパの育児スタイルに合わせて、あとから買い足したり変更していけばOKです。
この記事が哺乳瓶の購入を検討しているママ・パパ達の助けとなりましたら幸いです。
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