赤ちゃんを育てる中で、哺乳瓶は欠かせないアイテムのひとつです。しかし、哺乳瓶にはさまざまな種類があり、どれを選べばよいのか迷う方も多いでしょう。この記事では、哺乳瓶の種類、選び方のポイントや必要な本数について詳しく説明します。
また、最後には我が家で実際に使用している哺乳瓶についてもご紹介していますので、哺乳瓶の購入に迷っていましたら参考にしてください!
どんな種類があるか
哺乳瓶にはさまざまな材質やタイプがあり、それぞれに特徴があります。赤ちゃんの個性や使い勝手に応じて、最適なものを選ぶことが重要です。
材質
哺乳瓶の材質は主に3種類あり、それぞれのメリットデメリットは以下の通りです。
材質 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ガラス製 | ・耐熱性が高く、煮沸消毒がしやすい ・衛生的で長く使える | ・重さがあるため外出時には少し不便 ・落とすと割れるリスクがある |
プラスチック製 | ・軽量で扱いやすく、外出時に便利です ・耐久性も高く、割れにくい | ・耐熱性が低く、消毒時に注意が必要 ・長期間の使用で傷や劣化が見られることがある |
シリコン性 | ・柔らかい素材で赤ちゃんが握りやすい ・プラスチック製に比べて耐久性や耐熱性が高い ・軽量でありながらも、ガラス製に比べて安全に使える | ・価格が高め ・取り扱っているメーカーが少ない |
タイプ
哺乳瓶の口の形状も選ぶ際の重要なポイントです。主に細口と広口の2つのタイプがあり、それぞれのメリットデメリットは以下の通りです。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
細口 | ・乳首のサイズも小さく、赤ちゃんが初めて哺乳瓶を使う際に馴染みやすい ・サイズがコンパクトで持ち運びしやすい | ・広口に比べて洗浄がやや手間 ・市販のミルク用スプーン(100ml)が使えない |
広口 | ・口が広いので、ミルクの調整や洗浄がしやすい ・乳首が広く、母乳に近い形状で設計されているものが多いため、母乳育児との併用に向いている | ・細口に比べて少し大きいため、持ち運びに不便 |
哺乳瓶を選ぶ際のポイントは
哺乳瓶を選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮することが大切です。
赤ちゃんの年齢と成長に合わせたサイズ
哺乳瓶は、赤ちゃんの成長段階に合わせて選ぶ必要があります。新生児期は容量が少なくてよいですが、成長するにつれてミルクの量が増えるため、より大きな容量のものが必要です。
一般的に、新生児には120ml程度、6ヶ月以上になると240ml以上の容量のものが適しています。
乳首の形状と素材
乳首は、哺乳瓶選びで非常に重要な要素です。赤ちゃんが吸いやすい形状や硬さを持つ乳首を選ぶことで、スムーズな授乳が可能になります。シリコン製やゴム製の乳首があり、シリコン製は耐久性が高く、ゴム製は柔らかさが特徴です。
消毒方法と手入れのしやすさ
毎日使う哺乳瓶は、簡単に消毒や洗浄ができるかどうかも重要です。ガラス製やシリコン製の哺乳瓶は、煮沸消毒や電子レンジ消毒がしやすく、手入れが楽です。
持ち運びやすさ
外出時にも哺乳瓶を使うことが多い場合は、軽量でコンパクトなものを選ぶと便利です。プラスチック製やシリコン製は軽量で、持ち運びにも適しています。
何本必要か
哺乳瓶の本数は、赤ちゃんの授乳スタイルや生活リズムによって異なります。
完全母乳育児の場合、哺乳瓶の使用頻度は少なくなるため、1〜2本あれば十分です。
しかし、ミルク育児や母乳とミルクの混合育児を行う場合は、毎回の授乳で哺乳瓶を使うため、最低3本は用意しておくと便利です。
特に夜間の授乳や外出時には、複数の哺乳瓶があると洗浄の手間が省け、スムーズに対応できます。また、赤ちゃんの成長に伴い、容量や乳首のサイズも変わってくるので、その時々に応じて買い足すことをおすすめします。
実際に使用している哺乳瓶
我が家で実際に使用している哺乳瓶は「ピジョン スリムタイプ 耐熱ガラス性 200ml」です。こちらは細口タイプの哺乳瓶です。
※楽天のピジョン公式ストアのリンク貼ってますが、多分お店で買う方が若干安いです。余裕がある方はお店でどうぞ!
最初は他の広口タイプの哺乳瓶を用意していたのですが、次のような理由からこちらを使用することになりました。
吸う力が弱い新生児でも吸いやすい
初めは広口タイプの哺乳瓶を用意していたのですが、いざ使用した際にまったくミルクを吸えていませんでした。
口が小さいのか、吸う力が弱いのか、原因はわかりませんが、とにかくミルクを飲んでもらえないことには命に関わるので、即新しく哺乳瓶を購入。
こちらの哺乳瓶にしてからは問題なくミルクを飲むことができるようになり、追加で2本購入して、現在は計3本で回しています。
替え乳首が手に入りやすい
おそらくベビー用品を探し回っている方にはお馴染みのメーカー、「ピジョン株式会社」の商品です。ベビー用品店のみでなく、近所のドラッグストアにも哺乳瓶や乳首が売られています。
乳首は使用していくうちに裂けてしまったり、サイズアップなどで買い替えが必要になります。そのため、入手しやすいというのも大きなメリットになります。
わざわざベビー用品店に行くことなく(近所に西松屋がない!!)、必要なものが必要なタイミングで手に入れられるため、そこも決め手の一つでした。
容量がちょうどいい
容量は200mlにしてますが、これがまた多すぎす少なすぎずちょうどいい。
容量が多いとその分重いし、かといって少ないとサイズアップで買い替えが必要になるし。。。
そう考えると200mlの容量は、長い期間使える、重さも気にならないので、全てにおいてちょうどいいなーと感じています。
Combiの除菌じょーずと相性がいい
哺乳瓶と切り離せない関係にある「除菌」。
我が家では電子レンジで簡単に除菌できるCombiの「除菌じょーず」を使用しています。これは3本まで除菌できますよーとなっていますが、広口タイプだと3本は難しいです。
広口タイプだと2本までしか同時に除菌できないため、3時間に1回の授乳であれば6時間毎に除菌が必要になります。夜間にできる限り睡眠時間を確保しようとした場合、除菌の時間すら惜しいのではないでしょうか。
そういった理由から、Combiの除菌じょーずを使用するのであれば細口タイプであることは必須です!
※ちなみに、除菌はランニングコストとか手間とか考えると、この商品で正解かなーと思ってます。コスト気にしないのであればミルトンが良いと思います。
まとめ
一口に「哺乳瓶」といっても、いろいろな種類があることが伝わったと思います。
材質やサイズ、形状など、それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご家庭のライフスタイルにあわせて選びましょう!
また、私のように用意していたはいいけど合わなかったなんてこともありますので、一気に買うのではなく、試しに一個購入して、問題なければ追加で購入するという風なスタンスでも良いかもしれません。