こんにちは、つくむです。
本記事は禁煙を始めようかな、でも自分にできるかな、という方向けに、僕が実際に行った禁煙の方法をご紹介したいと思います。
ちなみに、僕は今現在禁煙が4年続いています。
その方法ですが、とりあえず一週間禁煙するというだけです。
なぜこんなことでここまで禁煙を続けていられるのか、自分なりに考えたことをまとめていきます。
なぜ禁煙は難しいのか
禁煙って大変ですよね。
おそらくこの記事を読まれてる方の中にも、過去何回か挑戦してみた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
僕自身も過去に5回ほどは禁煙に挑戦したと思います。
長い時で1年ほどは我慢できていたでしょうか。それでもふとしたきっかけで喫煙が再開してしまっていました。
禁煙を成功させるために、まずなぜ禁煙が難しいのか、その理由から理解していきましょう。
ニコチン中毒
まずはこれが一番に思い浮かぶと思います。
タバコを吸い続けることで体がニコチンを欲するようになってしまい、定期的に摂取しないとイライラするようになってしまいます。
習慣
喫煙は習慣です。
- 朝起きて一服
- ご飯食べたら一服
- 仕事の休憩時間に一服
禁煙を開始した後でも、いままで喫煙していたタイミングでタバコを欲してしまいます。
僕の場合はニコチン依存より、習慣による依存の方が強かったかもしれません。
心理的依存
- 嫌なことがあったが、タバコを吸ったことで気持ちがすっきりした
- 仕事で煮詰まっていたが、タバコを吸ったことで頭がすっきりした
このような経験はありませんか?
「タバコによっていい気持ちになれた」という経験が記憶に残り、なにかあるとタバコに頼りたくなってしまいます。
禁煙を成功させるための準備
禁煙が難しい理由についてわかったところで、対策を考えていきましょう。
ニコチン依存からの脱却
ニコチンが体から抜けるのに3日かかると言われています。
じゃあ3日経ったらニコチン依存から脱却できるかと言われたら、そういうわけではありません。
その後もしばらくは離脱症状が続き、大体1〜2週間ほどで落ち着くと言われています。
そのため、まずはその離脱症状が落ち着くまで継続することが大切です。
習慣からの脱却
いままでの喫煙という習慣を別の習慣に置き換えてみましょう。
なるべくタバコを連想させないようなことがいいです。
- チョコを食べる
- お茶を飲む
- ガムを噛む
タバコやめた後って口が寂しいんですよね。
何か口に含んで誤魔化すのが良いと思います。
ニコチン0のタバコは習慣が変えられないので、
禁煙したいのであれば個人的にはおすすめしません。
心理的依存からの脱却
ニコチンによって救われたという勘違いをやめましょう。
喫煙することで「頭がすっきりした」「気持ちがすっきりした」などと聞きますが、
そもそもニコチン不足で出ていた症状が、ニコチンを補充したことで解消しただけです。
タバコによって解決する症状は、そもそもタバコによって引き起こされているものです。
タバコのおかげで〇〇!という気持ちは捨てましょう。
いざ禁煙へ!!
対策が見えたところで、いざ実践です。
あなたが本当に禁煙したいと思っているならば、「とりあえず一週間」我慢してみましょう。
とりあえず一週間我慢する
「一週間我慢しただけで禁煙できるのか」「タバコを吸いたい気持ちがなくなるのか」
最初に言っておきます。喫煙欲がなくなるわけではありません。
ただ、一週間我慢することで、始める前と比べると禁煙が格段に楽になっています。
僕が禁煙に失敗していた頃は、次の①〜⑤のような状態でした。
①「この一本を最後に、禁煙を始めるぞ!」
②3時間後にはニコチン依存症からタバコを吸いたくてたまらなくなる
③翌日にはタバコのことしか考えられなくなる
④「このまま一生タバコを我慢するのか・・・」と絶望する
⑤「こんな辛いことが一生続くのなら、禁煙しなくていいや」と喫煙を再開
おそらく一週間以内に禁煙を失敗する方って、同じ思考になっているのではないかと思います。
一生我慢と思っている間は地獄
禁煙開始直後、もう二度とタバコを吸えないと考えてしまうと正直耐えられません。
それほどタバコの依存性というのは高いのです。
ただ、一週間。それくらいなら我慢してみようと思ったら案外耐えられるものです。
「一生我慢しよう!」と思っている3日目と、「とりあえず一週間我慢してみよう!」と思っている3日目では心の余裕が全く違います。
一週間我慢して得られる効果
一週間の禁煙に成功する次のような効果が得られます。
- 成功体験による禁煙への自信
- ニコチンが体から抜けたことによる心の余裕
おそらく禁煙を開始した直後よりも、禁煙を継続できる自信が沸いていると思います。
一週間我慢できたら、もう一週間我慢してみる
とりあえず一週間我慢できたら、また同じように一週間我慢してみましょう。
一週間我慢できた実績や体からニコチンが抜けたことで、禁煙を開始した直後よりも楽に二週目の禁煙ができるはずです。
そして二週目も我慢できたら、同じようにまた一週間…と、
目標は一生ではなく、目先の一週間として禁煙を継続していきましょう。
タバコがなくても大丈夫な体になる
一週間の禁煙を繰り返していると、一ヶ月経つ頃にはタバコがなくても問題ない体になります。
ここまできたらほぼ禁煙は成功と思って問題ないです。
タバコを我慢することが苦にならないようになっています。
一本くらいなら…は絶対にダメ!!
「なんだ、タバコやめるなんて簡単じゃん。一本くらいなら吸って大丈夫だよね」
禁煙が続くと、このような油断が生まれてきます。
一年ほど禁煙できていた僕は、油断して吸ってしまいました。
これが大きな間違いでした。
一本吸ってしまってからは、「もう一本くらいなら」などと何の根拠もない自信から吸う本数が増え、気づいた頃にはもともと喫煙していたころと同じペースに戻っていました。
禁煙を続けたいのであれば、一本であろうと絶対に吸ってはいけません。
一本でも吸ったら、振り出しに戻ると考えてください。
また禁煙を再開するにあたって、辛い最初の一週間が待っていますし、
なによりここまで継続した禁煙が無駄になってしまいます。
そんな勿体無いことはやめましょう。
4年禁煙していて、卒煙にはならないのか
禁煙は一生続くもの
僕個人としては、卒煙は存在しないと考えています。
4年禁煙していますが、今でもふとした時にタバコを吸いたい気持ちになるんですよね。
でも、実際にタバコを吸うことはありません。
ここまで禁煙を続けたことで、衝動に負けることなく、タバコを吸うことによるデメリットを冷静に考えることができるためです。
禁煙開始直後と、4年禁煙している現在とでは、禁煙に対する心の余裕が全く違います。
タバコを吸いたいとは思う時がありますが、吸えないことが辛いと感じることはありません。
そんなわけで、禁煙は一生続くと思いますが、この先も問題なく継続できると思っています。
最後に
最後に大切なことです。
禁煙に失敗しても、自分を責めないようにしましょう。
そのまま吸い続けることもできるのに、わざわざ辛い禁煙に挑戦したんです。
挑戦しただけで偉いんです。落ち込む必要なんてないんです。
それに、禁煙はデメリットなく何度だって挑戦できます。
いつか成功すればいいんです。気楽にやりましょう。
本記事がこれから禁煙しようとしている方の手助けになれば幸いです。
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